日本共産党流山市議団
行政・資料
流山市 保育園待機児206人(19年4月)
2019年第2回定例会では、保育園の待機児の実態(質問者は植田和子議員)が分かりまし。

今年新年度時点で、待機児は国基準で42人、前年度比13人増加です。
また、『通園可能な他の保育園に空きがあるにもかかわらず、希望園を変更せずに入園しない方』などを含めると206人です。

そもそも、待機児は『』などいい訳をつけず、206人を公表していたのに、国の待機児『絞り込み』戦略=国基準で線引きし、より小さく見せているのです。

しかも『』の言葉には、悪意とは言いませんが、レッテルを張ろうとしています?

そもそも、子どもの保育園をどこにするか…とても重要です。

保育内容はもちろんですが、それ以外にも、保育園卒園後に通う学校の場所にも注意が必要です。
卒園後、新しい場所に踏み出すことは子どもにとって、大きなプレッシャーです。「一人
でも保育園の友達がいれば良かったのに…」との声も少なくありません。

また、本市のように保育ステーションで、住んでいる地域以外に子どもを運ぶことで、地域、保育園、保護者、そして子どもが切り離されてしまいます。

便利という報道や、口コミはありますが…複眼で見ると、イロイロあります。

バス移動時間は、『保育』時間ではありませんから、子どもの心身の成長の保障にはつながりません。
保育園は、周辺地域で支えて頂く場面も多く、保育内容は、地域特性やこれまでの保護者の要望の積み重ねも一部反映していますから、「とにかく…」「親にとって便利…」で通通園先を選択すれば…後々、後悔します。

だから、「希望園に入れたい」という親の願いは、真っ当な願いです。
それを、バス送迎で誤魔化したり、国基準で矮小化すること事態…誠実な政治とは言えません。

特に、待機児対策の目玉…『企業型』保育園にも気を付けてください。

認可保育園と違い、保育園内でのケガや死亡などの保障が充分とは言えませんし、企業型保育園の責任を回避できる『術』が残されています。
そのことを市は知っていても、情報収集する義務もなく、『おまかせ』です。
本市HPでも企業型保育園の情報を流していますが、保育士数、保育面積、通園児童数などなど詳細は不明です。

「とにかく」と思っても、子どもの心身は帰ってきません。命を預ける以上、まずは私たちにご相談ください。

また、力を集めて、待機児の早期解決をしましょう。
ページのトップに戻る  インデックスに戻る