日本共産党流山市議団
活動紹介
看護学生への給付制奨学金が創設へ
スゴイ!


看護学生の大奮闘で、奨学金が創設されます。詳しくはチラシをご覧ください。

 千葉県流山市では、2月10日、市議会定例会に提出する議案説明が行われ、看護学生に対する奨学金を創設することが分かりました。令和2年4月から実施し、一人あたり月3万円(年間36万円)が支給されます。市では、1学年5名程度とし、年間20名程度、予算は約720万円を予定しています。
奨学金は原則、貸付方式となりますが、学校卒業後、奨学金を給付された期間(年数)と同じ期間、市内病院等で勤務すれば、返済が免除される「給付制」となっています。対象者は、市内在住者に加え、市外在住者であっても、卒業後、市内病院等の勤務を希望している場合、対象となります。
 看護学生からは「すごい!9千筆近くの署名を集めて提出した甲斐があった」、「一緒に頑張ってきた高等教育無償化プロジェクトFREEのメンバーに早く伝えたいです。僕たちの一歩が、次につながってほしい」と声を弾ませました。また、勤医会東葛看護専門学校の菊池静華先生は、「2015年から自治会で学習しながら取り組んできた署名活動ですが、こんなにはやく給付型奨学金制度が制定されることになり嬉しいです。学生たちの取り組みの成果がこうした形で現れて本当に良かったです。学生の励みになります」と話しています。
 日本共産党流山市議団のいぬい紳一郎団長は、「学生主体の運動が政治を動かした画期的成果です。私たちもこの3年、看護学生の運動に寄り添い、機会あるごとに制度創設を議会内外で訴え、昨年末から独自の条例提案も準備してきました。流山市では、一昨年の市内青少年主張大会でも、高校生が給付制奨学金を求め、政治や社会の変化を訴えていました。その主張を取り上げた我が党の議会質問の際には、主張大会の発言文集を部長らが回し読みする場面もあり、機運の高まりを感じていました。今回の中心は看護学生が対象ですが、他の職業を含め、全青年の夢を応援するため、対象拡大にこれからも力をつくしたい」と話しています。

(チラシ)
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