小中併設校 図書館の地域開放はいいことですが…
私たちが実施中のアンケートにも図書館開放の要望があります。
人口も増えますから、市内三カ所の図書館と二カ所の図書館分館だけでは無理もありません。
初石図書館分館は貸出数も急激に増加し、分館から本館機能へのステップアップが待たれています。
小中併設校に合体させる図書館は地域開放しますが、児童図書限定です。
「学区外には子どもたち同士では行ってはいけません」という小学校現場の指導は知らないのでしょうか???
そもそもほかの学校の児童生徒は利用できません。「自分の学校の図書館使えって」なりますし、違う中学校の生徒が出入りすると、特に中学生はこじれあいや衝突が起きてしまうので…森の図書館とは違うって!!
では小さなお子さんはといっても…駅から10分も歩く距離ですし、駐車場っていっても、基本は学校ですから、『施設の近場で自由に駐車』というわけにはいきません。「なぜ駅前にしないの?」と提案しましたが、右から左のようです。
おおたかの森駅前市有地活用に対する市民の声もお忘れなのでしょうか?
それはそうと、事業費は…
用地取得費420万円〔国費0円+市債370万円+一般財源50万円〕+施設建設費2777万円〔国費0円+市債2380万円+一般財源397万円〕+工事管理費81万9千円
つまり、合計3778万9千円。
ちなみに…
この児童図書館の延べ床面積は105平米(学校用図書館は別事業)とのことですから…1平米当たり27万2千円(施設管理費+工事監理費2858万9千円/105)。これが合体化の強みになるか否か…
昨年オープンした東部地域の『木の図書館』は、延べ床面積836平米で予算3億603万円でした。1平米当たり36万円でした