日本共産党流山市議団
活動紹介
放射能ホットスポット問題で要請行動
放射能除去など東京電力が負担を
 7月22日、日本共産党千葉県委員会、流山市など東葛6市の共産党市議団が、東京電力に要請行動をおこないました。「しんぶん赤旗」7月23日首都圏版で報道された記事を紹介します。

放射能除去費など負担を   党千葉県委が東電に要請

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 日本共産党千葉県委員会、柏市など東葛6市の党市議団は22日、千葉市内の東京電力千葉支社を訪ね、自治体が行っている放射能汚染対策の費用を全面的に負担することなどを求める緊急要請を行いました。

 要請書は、放射能汚染への市民の不安が広がり、柏、松戸、流山、野田、我孫子、鎌ヶ谷の6市では「放射線量測定や表土の除去、焼却灰の処理などで多大な労力と負担が伴っている」と指摘。▽自治体のすべての取り組み費用を全面的に負担する▽自治体からの「仮払い」要請にも速やかに対応する─などを求めています。
 また(1)自治会や希望する団体に放射線量測定器を貸し出す(2)焼却場から高濃度の放射性セシウムが検出された問題では、東電の責任で緊急に対策をとる(3)農産物などへの損害・風評被害に対する全面的な賠償・補償─なども要求しています。

 要請行動には、加藤英雄県議、みわ由美前県議、ひらの光一、わたべ和子、くさかみやこ、武藤みつえ各柏市議、山口てるお同市議候補のほか各市議団が参加しました。



2011年7月22日
東京電力株式会社  
社長 西沢俊夫様
日本共産党千葉県委員会   
〃   柏市議会議員団
〃  流山市議会議員団
〃  野田市議会議員団
〃 我孫子市議会議員団
〃  松戸市議会議員団
〃 鎌ヶ谷市議会議員団

放射性物質による汚染被害への対応についての緊急要請

 3月11日に発生した東日本大震災による貴社の福島第一原子力発電所の事故は、未曾有の深刻な被害を国民に与え、今なお被害は拡大し続けています。
 千葉県でも東葛6市は「ホットスポット」といわれ、放射能汚染への市民の不安は大きく広がっています。日本共産党に寄せられた声でも、「私が柏の放射線量を知ったのは4月10日です。それまで0歳と2歳の子を芝生の上でよく遊ばせていました。後悔と不安でいっぱいです」「『安全です、安全です』ばかりで、市や県からの説明など何もない。子どもたちの未来が本当に心配。現実に原発が爆発して放射能が降り注いでいるのだから。対応が遅すぎます」など、深刻な訴えばかりです。
 また、貴社に対しても、「放射能で汚染された土、汚泥、清掃工場の灰などの廃棄物処理は、東電、国の責任で持っていって頂きたい」など、怒りの声も殺到しています。
 東葛6市では、「東葛地区放射線量対策協議会」を立ち上げ対応をすすめていますが、放射線量の測定や表土の除去、焼却灰の処理など、多大な労力と負担が伴っています。
 つきましては、日本共産党千葉県委員会及び東葛6市の各日本共産党市議団として、下記の事項について東京電力株式会社が誠実に対応されることを強く要請いたします。


  1. 放射能汚染に対する自治体のすべての取り組みについて、全面的に負担すること。また、自治体からの「仮払」要請についても速やかに対応すること。
  2. 東電としてできうる以下のような対策はすべて実施すること。
    (1)すべての自治会や希望する団体に放射線量測定器を貸し出すこと。また、希望者への貸し出しを行えるよう、必要数を自治体に備えること。
    (2)焼却灰から高濃度の放射性セシウムが検出されているが、東電の責任で、住民への説明を含め、緊急に対策をとること。
    (3)農産物等への損害や風評被害に対する全面賠償・補償を、「仮払」も含めて速やかに行うこと。
                                   
以 上

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