5月26日柏市民文化会館で日本共産党演説会が行われました。
日本共産党東葛地区委員会が主催し、柏市、流山市、野田市、我孫子市などから、1200名をこえる参加者で、熱気ある演説会となりました。
演説会は、来るべき総選挙で、比例を軸に日本共産党を大きく躍進させようと、全国でおこなわれている党幹部の全国遊説の一環です。多くの人たちに小池晃さんの話を聞いてもらおうと幅広く訴えました。
最初に、派遣など非正規労働者の雇用や労働条件を守ろうと奮闘している青年ユニオンの青年と柏市老人会連合会女性部のご婦人、公団住宅の建て替え問題で奮闘する豊四季台ふるさとまちづくり連合会の方が発言しました。
続いて、総選挙をたたかう候補者として比例南関東ブロック予定候補者の加藤秀雄さんと畑野君枝さんが決意表明をおこないました。
小池晃参議院議員が演説
大きな拍手に迎えられた小池晃参議院議員は、自ら出演したテレビの討論番組も紹介しながら、政治とお金の問題、雇用と暮らしの危機、、後期高齢者医療や介護保険など社会保障の問題、農業問題、消費税増税と財源問題、憲法と平和の問題、日本外交の問題など、いま国民の間で熱い議論となっているそれぞれの問題について、的確でユーモアたっぷりに話をすすめます。
そして、新聞やテレビは自民か民主かと言っているが、昨年の大連立問題でもはっきりしているように、自民と民主は根っこがつながっている。看板をかえても政治の中身はかわらないと指摘しました。
また、共産党はいいこと言っているけども「党名を変えたら」という疑問に答えて、いま、中南米で広がっている新しい社会主義を目指すたたかいや国内でも財界人の中からも資本主義を乗り越える社会の展望が語られていることをあげ、「いま小林多喜二の蟹工船が書店に積まれ、共感する若者たちが共産党の宣伝カーを見て『カニコー、カニコー』と応援してくれている。この時に『名前を変えました』では、若者たちの期待に答えられない」と述べました。
最後に、「いま自民党や公明党、民主党と激しい引っ張り合いをしている。ひとりでも多くの方に、綱引きの綱を一緒に引いてほしい。ぜひ、日本共産党に入党していただきたい」と訴えて演説を締めくくりました。
流山市からは、大型バス2台と小型バス1台、多くの乗用車に分乗して300人をこす市民が参加しました。参加者からは、「小池さんの話はとてもわかりやすく、あっという間に時間が過ぎた。もっと聞いていたかった」「総選挙では、共産党の勝利のために力を尽くしたい」などの感想が出されています。
「青年のつどい」も開催
演説会終了後、同会場で、小池さんを囲んで「青年のつどい」がおこなわれ、青年ユニオンの組合員や病院看護師、ケアマネージャ、アルバイトの青年など20数名が参加しました。参加者からは、「最低賃金以下、労働基準法もまったく適用されないような個人事業者のところで働いていた。どうすれば、ちゃんとした賃金や権利を守っていくことができるのか」などの質問が出され、小池さんが答えました。
流山市議団のいぬい紳一郎、小田桐たかし、徳増きよ子市議も地域の方たちとバスや乗用車で参加しました。高野とも団長は、主催者として、赤旗新聞購読や選挙募金の訴えなど日本共産党のお願いをしました。