日本共産党流山市議団
活動紹介
公立流山幼稚園の廃止問題で
PTAのお母さんたちが存続求め陳情署名を提出
 公立の流山幼稚園の廃園問題で、11月18日、同園PTA会長をはじめ18人のお母さんたちが、市長と教育長に対して「流山市立流山幼稚園存続を求める要望書」を提出。日本共産党の高野とも市議、いぬい紳一郎市議を含む6人の市議が立ち会いました。

 要望書には「流山幼稚園は地域の方々、小中高校生達とも交流を深めながら長い歴史の中で子ども達を育んで参りました。子ども達にとってこの素晴らしい環境をひとりでも多くの子ども達に残して頂きたく、廃園の方針を見直し、幼稚園の存続を強くお願いする次第であります」と書かれています。

 市長と教育長は出席せず、学校教育部長以下4名の教育委員会職員が対応しました。
 要望書を受け取った部長は、「具体的に何ができるか検討したい」と言いながらも、「民でできることは民でという市長の考え方がある。これまで説明したとおり」と、廃園の方針を見直す姿勢は示しませんでした。

 お母さんたちからは、次々と思いが語られました。
 「兄弟で違う幼稚園にとなれば、送り迎えもたいへん」「自分たちの手で行事などをやっている。幼児教育にはお母さんたちのつながりも重要」「公立では勉強を教えることはないが、子ども達の1つ1つの行動に意味があると教えてくれる」「廃園の情報が伝わったのに、来年度の募集はいっぱい」「子どもが増えている流山で幼稚園をなくすなんて納得できない。予算の配分はどうなっているのか」などなどです。
 中でも2年前に松ヶ丘の東幼稚園が廃園になったために、流山幼稚園に通わせているお母さんが「東幼稚園の卒園式の夜電気が切られて、翌日は子どもたちが作った花壇など園庭が掘り起こされ、園舎が壊された。それを見た子どもたちはどんな気持ちだったか。また同じことを経験するのか。当時、小山小に幼稚園を作り、東部地域からのバスも検討すると言ったビデオも残っている。幼稚園だけは親が選んであげられる唯一の場」との発言に多くのお母さんが涙ぐんでいました。

 これらの思いは、流山幼稚園のお母さんたちだけではありません。日本共産党は、江戸川台幼稚園のお母さんたちと懇談する機会がありましたが、この時も公立幼稚園の良さが口々に語られ、「公立幼稚園は流山の財産、宝だ。守るために声をあげていきましょう」と話し合いました。

 日本共産党は、みなさんと力を合わせて全力を尽くします。
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