社会保障推進流山市協議会が総会を開催し、映画『シッコ』の上映会を行いました。 初めてという人も含め参加者が70名を超えました。
『シッコ』では、国民皆保険制度がなく、保険会社のもうけ優先のアメリカ医療情勢がリアルに告発され、見た人からも「イヤーひどいね。こんな医療制度にはしちゃあいけない」、「後期高齢者を差別する医療制度の行き先が見えた」等の声が聞かれました。
総会では、年間の活動内容を報告。
特に、(1)後期高齢者医療制度の廃止に向けた運動に積極的な取り組みを行ったこと。(2)市内の在宅介護世帯には、紙おむつを使い回ししなければならない現状があり、改善に向けた取り組みを行ったこと。などが総括されました。
参加者からは、「積極的に活動内容を宣伝してほしい」、「福祉を守るためにも納税相談に積極的に取り組んだほうがいい」等の意見も寄せられました。
当日は、10年間、会長を勤めてこられた若王子博夫前会長に花束を送るとともに、石倉新会長と新役員を選出し、今後も、実態の告発と改善運動に取り組むことを確認しました。