日本共産党流山市議団
活動紹介
全国に先駆け、共産・民主・社民が共同して
後期高齢者医療制度の廃止を求める市民集会を開催
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 4月から「後期高齢者医療制度」が始まり、「まるでうばすて山だ」などの怒りが渦巻いている中、5月6日午後、流山市の日本共産党、民主党、社民党三党協同による「後期高齢者医療制度の廃止を求める市民集会」が江戸川台2号公園で開かれ、150人が参加しました。集会のあと、参加者は三党の代表を先頭に江戸川台駅西口までデモ行進しました。
 
 この市民集会には、日本共産党から、高野とも、いぬい紳一郎、小田桐たかし、徳増きよ子の、4人の市議団全員が参加、民主党の衆院議員と市議、社民党の県議と市議も参加しました。

 集会では、東一丁目在住の相澤幸男さん(84歳)が「自分一人の保険料は今までより安いが、妻は国保に入るので合計額は高くなるのではないかと考えている。政府が言う『保険料は安くなる』はうそではないかと思う」と当事者としての怒りを発言しました。 
 看護士の荒川一彦さんは、市の健診が義務でなくなったり、幾つかの病気をもっている人は診療が抑制されることなどの問題点を指摘しました。
 高野とも市議は、「千葉県をはじめ全国の医師会でも、世論調査でも反対が増えている。とくにこの制度をつくった自民・公明党支持者の7割近くが反対していることは、党派を超えて運動が広げられることを示している。何としてもやめさせるために力を合わせてがんばろう」と結びました。
 民主党の藤井俊行市議は「地方議会から声を上げて廃止めざしてがんばっていきたい」。内山晃衆院議員は「今日三党が協同してひらいた集会、この声を日本全国に広げましょう」と呼びかけ、社民党の小宮清子県議は「これを日本中に広げ、国民の声をもっと上げていくことが必要です」。高橋ミツ子市議は「この悪法をやめさせるためには、市民の皆さんが声を上げていくことが必要」と訴えました。
 最後に市民集会の名において、流山市長に対して政府に制度の廃止を求めるよう要請することが確認されました。

 市民集会後、参加者はプラカードやのぼりを持ち、議員を先頭に東口商店街から藤井薬局前の200号踏切を渡り、スーパー「いずみ」の前を抜け、江戸川台西口まで「後期高齢者医療制度は廃止を!」「差別医療制度を許すな!」とシュプレヒコールを上げながらデモ行進しました。
 商店街や住宅からは表に出てきてデモ隊に手を振り激励する人、行き交う車から手を振って応える人たちなど、この問題への関心の高さを表していました。

 5月11日には第二弾として、流山おおたかの森駅自由通路で宣伝行動を行いました。


 [高野とも市議団長の談話]
 
 三党市民集会については、もともと4月初め頃に社民党の高橋市議から何かやりたいねという話があり、私と2人で相談してきました。市議会での態度は異なっていましたが、国会では野党が結束して廃止法案を出しているのだから、私たちも協同が必要ではないか。巣鴨の四党宣伝のニュースを聞いて、この流山版ができたらいいねと話し合いました。
 はじめは宣伝行動と言っていましたが、どうせやるなら市民集会にしよう、デモもやろうということになり、私が実行計画案を作って民主党に申し入れました。4月25日の市議会代表者会議の後、三党の代表で話し合いを持ち、基本的に計画案でいこうということになりました。
 事前告知ビラを作り、江戸川台東に2千枚配布。各党が宣伝カーを出して事前宣伝、警察への届け出やマスコミへのお知らせ、横断幕やプラカードの作成、会場付近へのごあいさつなど、分担してあるいはいっしょに準備をすすめてきました。各党50人、全体で150人の集会で成功させようとそれぞれ連日取り組んできました。
 事前のご近所へのごあいさつや対話では、三党協同の集会に「すごいですね」「珍しいですね」「がんばってください」「よろしくお願いしますよ」などの期待の声が寄せられました。
 流山市でははじめての三党協働による集会が成功して、本当にうれしいです。この力をさらに広げて、必ず廃止させるようがんばります。
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