日本共産党流山市議団
活動紹介
日本共産党千葉県地方議員研修がおこなわれました
画像
 1月21日から22日にかけて、千葉県内の日本共産党議員の研修会がおこなわれ、県議・市議・町議など約100名が集まりました。
 日本共産党県委員会が主催する泊り込み地方議員研修会は、毎年夏と冬の2回おこなわれています。

 今回の研修会では、第一日目に中央委員会国民運動部の橋本輝夫氏による講演「子どもからお年寄りまで――社会保障『構造改革』がおこなわれました。

 橋本氏は講演で、第1に貧困と社会的格差の新たな広がりが問題だとして、今日の貧困と格差の特徴は絶対的貧困が増大していること、貧富の二極化が進行していること、あたらしい貧困=「社会的排除」が増大していることと指摘しました。
 そして、貧困と格差拡大をもたらした元凶は、新自由主義の経済政策、「構造改革」路線である。具体的には、大企業中心政治による雇用・労働の破壊であり、社会保障と税制の改悪が拍車をかけていると告発。新自由主義、国民犠牲の「構造改革」には未来がないと強調しました。

 第2に、各分野にみる「構造改革」の矛盾と破たんを、公的年金、後期高齢者医療、介護保険、障害者自立支援法、子育て支援について具体的に説明しました。

 第3に「国民の願う福祉・社会保障の実現へむけて」として、日本共産党の社会保障政策の基本的立場を、憲法25条にもとづき、国・自治体の責任で人間らしい生活を保障すること。大企業・大資産家への行き過ぎた減税を正し、ムダな軍事費という「二つの聖域」にメスを入れれば財源は十分に確保できると述べました。最後に、国民の運動とむすんで攻勢的なたたかいを広げようと呼びかけました。

画像
 その後、平井県自治体部長から「住民の声が政治を動かす情勢と3月議会にむけた活動について」との講義がおこなわれ、加藤英雄氏ら千葉県内3名の衆議院選挙予定候補者が決意表明しました。

 二日目には、午前中に「後期高齢者医療制度のもとで暮らしと健康を守る」「保育・学童保育の切り捨てを許さず充実をはかる」「地域公共交通の充実・発展を」「公立学校と民家の耐震対策の促進」「マンション建設急増とまちづくり」の5つの分科会がおこなわれました。

 そして、最後に、浮揚県委員長から「総選挙を『おらが選挙に』」と、総選挙勝利をめざす活動について方針の提案がありました。県委員長の提起を受けて3名の議員が発言。流山市議団から高野とも団長が、1月に入って二桁の党員拡大を行うなど流山市党の先頭に立って奮闘する市議団の活動を報告し、決意を述べました。

 議員研修会には、市議団4名全員が参加。政策学習、3月議会対策、総選挙勝利をめざす活動などで有意義なものとなりました。
ページのトップに戻る  インデックスに戻る