日本共産党流山市議団
活動紹介
「流山革新懇」準備会がはじめての催し
「日本の食を考えるつどい」で学習・討論
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 12月1日(日)午後に、「流山革新懇」準備会が主催して、「日本の食を考えるつどい」が開催され、約60名が参加しました。

 「革新懇」とは、平和・民主主義・生活向上の目標にもとづく国民多数派をめざし1961年に誕生した全国組織です。日本共産党と無党派の人々が力をあわせて、3つの目標で政治革新をめざしています。流山市でも「会」を結成しようと市内の団体や個人があつまり、準備会をつくっています。そして、最初の企画として「食」の問題を取り上げました。

 今、「食」の問題が大問題になっています。即席ラーメンも食パンも―食品の値段がじりじりあがっています。老舗のお菓子もブランド鶏も偽装や不正が次々と発覚、輸入食品も不安です。3割台にまで落ち込んだ食糧自給率では、日本の未来が心配・・・。お正月を前に、日本の「食」について、一緒に考えようという趣旨です。

 最初に、東葛病院の栄養課で働く硲さとみさん(管理栄養士)から、治療としての病院給食の安全やおいしい給食づくりについて報告がありました。

 メインの講師は、日本共産党紙智子参議院議員秘書の小倉正行氏。小倉氏は市内東部地域に住み、著書や雑誌の論文なども書いている農業問題の専門家です。
 小倉氏は、まず、今問題になっている偽装食品の多発をどうみるかと問いかけました。そして、共通しているのは、いずれの会社も労働組合がないことだと指摘します。また、表示制度の後退が行われてきたが、その背景には、対米従属と大企業優先の政治があると警告しました。
 次に取り上げたのは、食料自給率39%という日本の「食」の危うさ。国際的に小麦、大豆、とうもろこしが高騰しており、海外依存の危うさが目の前で展開していると指摘します。さらに、世界最大の食糧輸入国にもかかわらず、9割の輸入食品が無検査で輸入されていると告発しました。

 講演後に、講師への質問や、「食」についての思いを語り合い、つどいは終了しました。

 日本共産党市議団から、高野、いぬい、小田桐議員が参加。高野とも議員は学校給食問題について、小田桐たかし議員は市内農業振興と地産地消について、いぬい議員は特別報告としてごみ有料化の問題について発言しました。
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