日本共産党流山市議団
活動紹介
改憲許さぬ世論大きく・・・350人つどい、各地の活動交流
千葉県レベルの9条の会発足
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 県内に300近い九条の会がある千葉県で、「九条の会・ちばけん」が5月27日、発足しました。千葉市内で開かれた発足のつどいには、立ち見も出る350人が参加し、各地の活動を交流。県内各地に大きく「九条の会」を広げることを確認しました。

 作家で東京大空襲・戦災資料センター館長の早乙女勝元氏が講演しました。12歳で終戦を迎えた早乙女氏は、二度と戦争をしないように政府の側をしばった憲法の意味、自衛隊を持ち世界第2位の軍事力を持つにいたったこと、非武装をつらぬいている国々の実情など、戦争をめぐる世界の歴史を縦横に語りました。現在の日本は、憲法九条が戦争へのブレーキになっているとのべ、「かなめは九条。これを変えたら戦争に引きずり込まれる。声を大にして訴え続けよう」と呼びかけました。

 全国九条の会事務局の川村俊夫氏は、国民投票に向けた論戦が始まったと指摘。「日本が攻撃されたらどうする」という声に対し、この可能性が極めて低いことを、政府の「防衛大綱」や国会答弁、北朝鮮や日本の軍事力、各国で進む駐留米軍の縮小などをあげて解明。改憲の目的は米国の戦争への参戦だと強調し、(1)九条を変えさせない世論をつくる(2)改憲派の攻撃をはね返す力をつけるーことを呼びかけました。

 成田市、長生地域4町村、松戸市九条の会や美術家による九条の会、スポーツ九条の会など県内各地の会が発言しました。

 閉会あいさつをした船橋市の安藤肇牧師は、近衛兵として終戦日を迎えた戦争体験を語り、九条を守りぬくことを呼びかけました。
                                        
以上、5月29日付き「しんぶん赤旗」南関東のページより

 流山市からは乾紳一郎議員が、市議団を代表して参加しました。
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