日本共産党流山市議団
活動紹介
「県単独補助を削るな」
東葛5市の「国保を良くする会」が対県交渉をおこないました
画像
 2月7日、深刻化する国民健康保険について、千葉県と交渉しました。当日は、流山市だけでなく、松戸、柏、野田市、我孫子市、松戸市の「国保を良くする会」の方々16名が参加しました。日本共産党の三輪よしみ県議も参加しました。

 国保料引き下げや減免制度の拡充とともに、県単独補助金の廃止について、質疑が行われました。
 「三位一体の改革で国負担金分を県が負担するようになった。市町村としてはその分の補助が増えている」、「健康保持のための取り組みや保険証カード化のために補助を新設した」とし、県単独補助金について触れない県当局。参加者からの「削らないといえるのか」との追及に、「廃止する」としぶしぶ認めました。

 小田桐たかし市議は、サラ金からお金を借りてようやく保険料を払っている、自己破産した人からも延滞金も含めた保険料が徴収されていることなど、流山市であった実例を示して、「所得に占める割合が高く、低所得者に保険料が重い負担になっていると認めているなら、その実態をもっと把握してほしい。それがあれば県単独補助金を廃止するなんてできないはずだ」と迫りました。

 さらに、「市長会や各市からの県補助金の増額を求める意見を聞いていないのか」と迫ると、「松戸市からは聞いているが、流山市からは聞いていない」と回答。流山市が「(県補助金の増額について)市長会を通じて意見を上げている」と議会答弁してきたことと、まったく食い違うものとなりました。

 保険料の減免制度についても、県は「指導している」と回答しましたが、市の「県からは一言も聞いていない」との回答と、大きく食い違いました。

 参加者からは、「本当に指導しているのか」、「国保加入者の実態に沿った内容にするよう指導してほしい」との意見が出されました。
ページのトップに戻る  インデックスに戻る