市役所第2庁舎建て替え問題、日本共産党が議会の論議をリード
議会として市長に申し入れすることに
議会会派代表者会議がおこなわれました
2月2日に流山市議会代表者会議が開かれ、引き続き市役所第二庁舎の移転について議題となりました。
26日には助役が出席して説明しましたが、時間が短かったために次回までに各会派の意見を取りまとめて再度議論しようということになっていました。
ところが、2日は総部長と担当者のみで、助役や市長は出席せず。「なぜ来ないのか。これでは会議にならない」との批判が相次ぎました。
当局からは、前回出された意見のうち、?監査委員会を議会図書室に置きたいとの要請に対して、市長室や応接室など検討すべきとの意見があったが、第1市長応接室では監査委員会を置くスペースがない。第二庁舎の会議室がなくなるために、第2市長応接室や庁議室(3階)は利用頻度が高くなり、ここも無理。?市民サービスと職員の執務環境の低下が指摘されていたが、生涯学習センターに移転する教育委員会の事務のうち、学校の転出入の手続きは出張所でできるようにする。市営住宅の事務は庁内に窓口を置く。職員休憩室は第1市長応接室を使えるようにする。との説明がありました。
質疑の中で、予備費の流用で進めるという移転に伴う工事が、2ヶ月くらいかかるということも判明。このままでは議会の意見も聞かず執行される恐れがあると、当局が退席後、議会としてどうするか議論。各会派の意見を出し合いました。
日本共産党は、1月25日に市長に提出した「質問・要望書」に基づき、?9月議会の付帯決議・12月議会の議案否決という議会のチェック機能を尊重すること。?3,000万円の予備費流用では議会がチェックできない。3月議会で補正予算として提案すべき。?市民と職員の視点が欠けている。拙速に進めるべきではない。と指摘。
他の会派からも、「市民・職員への配慮に欠けている」「予備費の流用は認められない」「なぜそんなに急ぐのか。もっと慎重にやるべき」「12月議会で否決したから、議会に責任があると言うのか」「賛成できない。議論の余地ない」「3,000万円の算出も曖昧。もっとかかるかもしれないし、2年後に元に戻す費用もかかる」「プレハブで対応すべき」「3月から4月にかけて確定申告や転出入など最も忙しい時期」など、次々と異論が出ました。
結論として、議会として意見をまとめ、市長に申し入れることになりました。