入札が実施できなくなっても、1社だけですすめていいのか・・・小山小PFI事業
流山市は、小山小学校PFI事業について、4企業グループを入札参加資格があるとしてきましたが、具体的提案を提出するときになって、その内3社が辞退しました。
このままでは入札はおこなわれず、事業は企業側のペースで推移しかねません。官製談合など入札のあり方が問題となっているだけに、こうした事態を避けるのが当然の考え方ではないでしょうか。
ところが、流山市は現在の1社のみで事業を推進しようとしています。
これでは、公正さを要求される公共事業としてふさわしくないと、日本共産党市議団は1月25日に市長に対し、緊急の申し入れ(小山小学校のPFI事業に関する申し入れ書)をおこないました。市長、助役との会談はできませんでしたが、秘書課長に対し申し入れ書を提出し、市長に届けるとともに文書による回答について要望しました。
市民や議会への説明もなく、市役所機能を分散していいんでしょうか・・・市役所第2庁舎建て替え問題
市役所第2庁舎の建て替え問題で、流山市は12月議会での建設工事請負契約否決をうけた対応が求められていますが、この度の議会代表者会議で、「3月いっぱいまでに現在第2庁舎にある保健福祉部を第1庁舎の2階に移し、さらに、都市計画部を南流山の市施設に移すことなど市役所機能を再配置し、第2庁舎については解体する。その後、建て替え計画については改めて検討し、2年かけて事業をおこなう」との助役からの報告がありました。
この計画が進められれば、現在、本庁に集中している市役所機能が、生涯学習センター(教育委員会)、南流山(市営住宅申し込みなど都市計画関係)、クリーンセンター(環境関係、農政課)、水道庁舎(下水道関係)に分散することになり、市民にとって不便になります。市役所内部でも、職員の間で困惑が広がっています。
日本共産党市議団は、3月議会前に、これまでの方針を大転換して移転に係わる費用3000万円を議会にもかけないで予備費として支出しようとしていることについて、1月25日緊急に市長宛に申し入れ書(市役所第二庁舎の移転事業に関する質問・申し入れ書)を提出しました。
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「小山小学校のPFI事業に関する申し入れ書」「市役所第二庁舎の移転事業に関する質問・申し入れ書」はこちらから)