日本共産党流山市議団は、8月に実施した市民要求アンケートに寄せられた要望を実現するため、11月22日(水)、東京・田端にあるJR東日本東京支社に出かけ、交渉をおこないました。
流山市にはJR常磐線南柏駅とJR武蔵野線南流山駅があります。今回、JRに要望したのは、南柏駅西口エスカレーターの設置・券売機の増設と南流山駅ホーム屋根の延長・南口つくばエクスプレス駅との間の屋根設置の4点です。
交渉では、要望書にそって、地元のいぬい紳一郎議員、安西孝之議員を中心に訴えましたが、これまでに議会でも度々取り上げてきたこともあり、JR側も要望については充分に認識していました。
JRの担当者からは、「南流山駅ホーム屋根の延長については今年度予算化され、来年夏までには工事をおこなう。つくばエクスプレスとの乗換え口の屋根については、JRだけで決められない。市も含めた3者での協議が必要で、JRとしては協議には応じていく」と積極的な回答が。
「南柏駅西口エスカレーターについては、柏市・流山市からの要望もあり必要性については充分認識している。具体的にどのような方法があるのかむずかしいので、現在勉強中である。券売機の増設は考えていない。」との回答がありました。
南流山駅ホーム屋根の延長は4年前におこなったJR交渉で初めて要望し、「検討する」との回答を得ていました。その後、いぬい議員が議会の一般質問で取り上げ、市議団の毎年の予算要望でもかかげてきました。JRの担当者も「時間がかかりましたがようやく工事が決まりました」と言っていましたが、これまでの粘り強い働きかけが実りました。
南柏駅西口エスカレーターでも、「必要性については充分認識している」との言葉を引き出したことは重要です。引き続き、実現に向けて、流山市・柏市に働きかけていきます。
交渉には、高野とも、いぬい紳一郎、小田桐たかし、安西孝之議員の他、志位和夫衆議院議員の秘書も参加しました。市議団では、引き続き11月30日午前に東武鉄道と交渉する予定です。