第39回赤旗まつりが、天候にも恵まれ、20万人の参加で11月3日から5日まで行なわれました。
赤旗まつりの開催は2002年11月以来4年ぶりです。
この間、世界と日本の大きな激動が続きました。日本共産党は2004年1月に、党の旗印となる新しい綱領を決めました。日本の政治では5年半続いた小泉内閣が安倍内閣に代わりました。
志位和夫委員長は記念演説で、小泉内閣から安倍内閣に代わるなかで、(1)過去の侵略戦争を正当化する(2)アメリカいいなり政治(3)極端な大企業中心主義―という「三つの異常」のどの問題でもいよいよ自民党政治の矛盾と行き詰まりが深まっており、複雑さをはらみながらも、“希望ある流れの変化”が起こっていることをくわしく解明しました。
とりわけ、日本共産党の奮闘が、どの問題でも情勢を前向きに動かす力となって働いているとの志位委員長の指摘は、参加者の胸に染みわたりました。
まつり初日の「科学の目」講座で前議長の不破さんは、新しい綱領の目で世界を見るといまは「あらゆる国が活発に世界の動きに参加している時代」だとのべ、とくに日本共産党が「覇権主義の巨悪がなくなった」と“歓迎”した15年前のソ連崩壊が活性化の重要な契機になったと指摘しました。外交が大きな役割を果たす時代を迎えているのに自民党にはその戦略が欠けている、外交路線を転換すればすばらしい前途が開けるとの訴えました。
昼休みに、千葉県、東葛地区テント前で、参議院選挙・いっせい地方選挙にむけて決起集会
4年ぶりの「赤旗まつり」に、流山市の日本共産党後援会は、11月4日にバス4台を借り切って参加しました。
バスの中に市議会議員も同乗し、議会の報告や来年の参議院選挙、流山市議会議員選挙への訴えもおこないました。
中央舞台が昼休みになる午前12時過ぎには、千葉県のテントの前で、いっせい地方選挙の予定候補者が勢ぞろい。志位和夫委員長や小池晃参議院議員があいさつ、谷川智行参院比例区予定候補、浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補、三輪よしみ県議が決意表明を行ないました。
また、東葛地区のテントの前でも、いっせい地方選挙がおこなわれる柏、流山の県議候補と市議候補が紹介されました。
東葛地区で唯一の県議議席の奪還をめざす加藤英雄前県議が、つくばエクスプレス沿線開発で、千葉県政の大きな矛盾が現れている実態を告発し、これまで保守といわれた人々の中にも切り込んで、「柏に必要、共産党の1議席」の声を広げていく決意を表明。
高野とも市議団長が、井崎市政の下で、開発優先政治と地方自治体の変質が進んでいる流山市の実態を告発、党市議団のかけがえのない役割を訴え、選挙勝利の決意を表明しました。いぬい紳一郎議員、小田桐たかし議員もあいさつしました。(安西議員は健康上の理由で不参加)
参加者は、中央ステージの音楽や政治プログラム、青空寄席などの催し、さらに、全国の名品があつまる物産展やバザーで買い物するなど、秋の一日を満喫しました。