日本共産党深井後援会(あすなろ)と同北後援会(こぶし)は、共催で第29回高野とも市議会報告会を10月15日午前、江戸川台東自治会館で開きました。
今回は、市議会報告会のあとに、引き続いて党を語る会を行う初めての企画となりました。初めての参加者も多く、27人が集まりました。
高野市議は、22ページにもなる長文の9月議会総括と流山民報10月号を参加者に配り、9月議会の内容について概要をつぎのように報告しました。
「9月議会の特徴は、(1)市長・市議選まで、あと半年に迫ったなかでの議会。(2)平成17年度の決算をはじめ、井崎市政の3年間が問われる議会。(3)夏に実施した市民アンケートでの願いを届ける議会。(4)増税などの負担増が市民生活を襲うなかで、あらためて地方自治体の役割が問われる議会。(5)教育基本法改悪など重大な法案が審議される臨時国会直前の議会であることを確認して臨みました。
市民アンケートでは、「今の暮らしが苦しくなった」が62%、市政について「不満である」が51.2%で「満足である」の4.7%を大きく上回りました。また、「市政にすぐに実現して欲しいこと」の第1位は国保料の引き下げ52.2%、2位が高齢者の医療費負担の軽減49.5%などいずれも負担軽減の要求が寄せられました。これらの願いを決算をはじめ議会質問に活かしてその実現のために力を尽くしました。
日本共産党は、「開発中心」「官から民へ」の井崎市政全体の姿勢を分析し、平成17年度一般会計決算については反対しました。移転の理由も説明できず多くの市民や関係者の疑問を無視して小山小学校建て替え事業にPFI方式を導入するのはその典型的な現れです」と批判しました。
質疑では、「流山市の国保料滞納による国保証のとりあげ状況」、「清美園の跡地の土壌汚染」、 「介護保険の値上がり」などが出されました。
引き続いての党を語る会では、Hさんから、戦争によって身近な人を失った悲惨な体験から日本共産党に入って活動してきたことが話されました。また、Kさんは、日本共産党員であった教師とのふれあいのなかで党を知ったことを語りました。そのほか、北朝鮮による核実験問題なども議論になりました。