日本共産党流山市議団
活動紹介
ぐりーんバスの拡充を求めて市長交渉
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 3月22日、日本共産党流山深井支部は井崎市長に対して「ぐりーんバスの拡充を求める要望書」を提出し、交渉しました。この日は支部員のほかTBS団地、大橋団地、こうのす台、東急団地にお住まいの方など11名が参加。日本共産党市議団からは高野とも市議が同席しました。

 まず、市長から「TBSや大橋団地へのルートの延伸は検討している。ルアジーランドを縦断する8m.道路の完成を待って、早ければ今年の秋頃から地元の声も聞いて実施したい」「こうのす台にまわすことや東ルートと西ルートをひとつにすることはむずかしい」「料金を100円にすることは、利用者がもっと増えて大黒字になればできるかもしれないが、もう少し様子を見る」「公共施設に、という点は、江戸川台出張所では市役所での手続きの8割ができる。またおおたかの森駅前出張所ができれば、9割になる。その周知徹底を図りたい」などの回答がありました。

 参加者からは、「年をとって、また障害があって、バスはありがたい」などの声とともに、もっと身近に停留所がほしいという発言が続きました。とくにこうのす台にお住まいの方からは「星和住宅の停留所までは300mもあり、多くの人がこうのす台にきてほしいと願っている」「市の端でも住民はたくさんいる。高齢化も深刻」との切実な訴えがありました。市長は「他にも要望がたくさんきている。江戸川台だけ増やすわけにはいかない」などと否定しましたが、重ねての強い要請に、検討を約束しました。  また、東ルートと西ルートを一つにしてほしいという点では「せめて今のままでお金がかからない方法として、東から西に乗り換える場合は150円のままでできないか」との要望が出され、部長はこの点についても検討を約束しました。

 今回の交渉で問題点として明らかになったことは、(1)受益者負担の論理では利用者が増えないと充実も無理だということ。(2)バスが各1台ずつしか配備されていないために、よりきめ細かに停留所をつくるなどの対応に限界があること。(3)市長の公約であるからには、もっと市民の利便性のために予算を使う姿勢が重要だということ。です。  そうは言っても、TBSや大橋団地への延伸は何とか実現の見込みが確認できました。一歩前進です。引き続き、地域のみなさんの声を届けて、より安心・便利なまちづくりのために活動しようと話し合いました。



ぐりーんバス拡充を求める要望書

                                        
2006年3月22日

流山市長 井崎義治様
日本共産党流山深井支部

 江戸川台を中心とした北部地域は年々高齢化がすすみ、安心・便利なまちづくりが課題となっています。その点で、10数年間身近な足として親しまれてきた市内公共施設間循環バスが廃止されたことは残念です。
 そのかわりに運行されるようになったぐりーんバスについては、「とても助かっている」「とくに雨の日などありがたい」という声が出される一方で、停留所の増設やルートの改善など多くの要望が寄せられています。
 つくばエクスプレスが開業して半年、その恩恵にこうむらない北部地域の住民にとって、身近な交通手段としてのぐりーんバスを、より一層改善してくださいますよう、以下具体的に要望いたします。

  <要望事項>
1、停留所を増やしてください。
 (1)TBS団地の中心にある交差点
 (2)大橋団地入口(諏訪下川側)
 (3)こうのす台入口のampm前
 (4)旧清美園に向かう道路沿いの磯内科前

2、ルートの見直しをしてください。
 (1)森の図書館から大橋団地を通ってTBS団地にまわってほしい。
 (2)市役所や公民館など公共施設に行かれるように、もっと大きくまわってほしい。
 (3)江戸川台東コースと西コースをいっしょにまわってほしい。例えば東側から北部公民館に行くには、乗り換えて300円かかってしまう。

3、料金を野田市などのように100円にしてください。

○要望書についてのご回答を後日文書でお願いいたします。

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