日本共産党流山市議団
活動紹介
小田桐たかし議員の議会報告会がおこなわれました
 3月4日、初石公民館で日本共産党の国政・市政報告会が行われ、「はじめて」という方も含め10名が参加しました。

 当日、徳増きよ子衆院千葉7区予定候補が公務のため出席できず、小田桐たかし市議が国政や市政にかんするホットな問題について参加者と語りあいました。

 参加者からは「メール問題ばかりをTVでやっているが、『もういいっよ』って感じ。ほかに大事なことがあるとおもうが・・」、「3年前、保守的な政治は終わらせたいと現市長に投票したが、期待した政治がされていないのではないかと不安を感じている。市政の状況をぜひ聞きたい」、「隣近所みんな高齢者が増え、年金や医療に対する不安が大きい」、「介護保険料は年金から天引きされるが、年金が減らされる一方で、生活が大変だ」といった声が聞かれました。

 小田桐市議は、今回のメール問題について党の考え方をのべるとともに、告発などがあった場合の対応のしかた、国会でも市議会でも「質問する」とはどういうことなのか、自分の実感もこめて伝えました。
 また、今国会でもうひとつのメールが問題になっているとし、防衛施設庁のメールを日本共産党の井上参議院議員がとりあげたが、このメールは政府も認め、調査を約束させていることを報告しました。

 小田桐市議は、4月23日投票で行われる衆院千葉7区補選が『政治とカネ』にかかわりおこなわれ、その結果、約7百万円の市税が選挙費用に使われる。当然、補欠選挙は政治とカネの問題が問われるが、それと同時に、庶民の声をまっすぐ届ける政党はどこか、小泉自公政権の悪政に国民と一緒に闘う政党はどこかも重要な争点として問われる選挙と訴えました。

 市政については、3月市議会の一般質問に、市長が「(新線沿線巨大開発の早期完成が)私の絶対的使命」と表明し、事業費の増額を県と約束していること、市施工の開発予算は、対前年度比3割増と特別扱いになっていることを告発しました。
 その一方で、「福祉や市民生活はどうでしょうか」と切り出した小田桐市議。3月議会で、流山市が介護保険料・国保料のダブル値上げをすすめ、過去最悪の負担増を求めていることを資料も示し、明らかにしました。

 参加者は、資料を見ながら「近隣各市でもやっていないひどいことをやる?」、「高齢者は死ねというのか」との怒りの声が出されました。
 また、初石出張所を統廃合し、おおたかの森駅に移す計画を市長が議会冒頭に報告したことにふれた小田桐市議。「今の市民には、あれかこれかといって、様々な負担増やサービスの切捨てをやるが、沿線開発には、あっちからもこっちからも施設や予算を持ってきて、まい進している」と市政のあり方を批判しました。

 民間の土地区画整理事業における住宅販売で、市議が『情報料』を受け取っていた問題については、「税金を払っている市民をバカにした話だ」との厳しい意見が寄せられるなか、小田桐市議は、一般市民に対する税金滞納処理の実態を告発するとともに、「百条委員会による徹底究明に奮闘したい」と約束しました。

 小田桐市議は、最後に「でも政治は変わるし変えられます」と語り、自分が市議になって以来、取り上げ続けてきた乳幼児医療費助成制度が拡充することになったと報告。また、初石出張所の統廃合についても、『広く市民の方々や議会の意見を聞き最終判断をしたい』と市長が最後に言わざるをえなかったのは、昨年実施した江戸川台・新川出張所の統廃合に対し、地域住民の生の声を取り上げ、市長の政治姿勢として批判し、改善を迫った日本共産党の質問が生きた成果」とし、「あきらめないで、悪い政治にはご一緒に声を上げましょう。政治をつくるのは市長でも議員でもなく、市民のみなさんです」と訴えました。

 参加者は、「定年したばかりで市政についてはよく知らなかった。自分自身でも勉強したい」、「政治に無関心になることが、一番いけないですね。だって悪い政治を進める人が喜ぶんですから」との感想が寄せられました。
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