『流山市の国保をよくする会』(植田忠義会長)は、2月20日、市長宛1196筆、市議会議長宛985筆の署名と一緒に、国保料の据え置きを求める請願書を提出しました。
議会宛の請願書は、日本共産党の乾紳一郎、安西孝之、小田桐市議が紹介議員となりました。
流山市では、来年度の国保料(一人当たり平均)を8万3766円から8万5812円へ、2千円もの値上げ案を3月市議会へ提出しようとしています。
『国保よくする会』では、国保料などについて議論する国保運営協議会へ要望書を提出。1月には市長と直接懇談し、据え置きを求めてきました。
その結果、国保料の値上げ幅を抑え、また低取得者に過重の負担にならないような対策も図られました。
しかし、国保会計に対する一般会計の拠出をできる限り削減する方針を、市長が推し進めたため、国保料が値上げされることになりました。
『国保よくする会』では、据え置きを求める署名宣伝行動やチラシを配布し、市民へ情報を知らせてきました。
市民からは、「はじめて知ってびっくりしている。今でも高すぎる国保料。もう払いきれない」「老年者控除が廃止され、今年度所得税が6万円もかかるようになった。年寄りは早く死ねといわれているみたい」「母子家庭で、子どもを育てるだけで精一杯。将来が不安でいっぱい」との声が寄せられ、チラシへの問い合わせ電話も100本を超えました。
議会へ提出された請願書は、3月6日(月)、市議会教育民生常任委員会で審査されることになっています。傍聴もできますので、ぜひご参加ください。