日本共産党流山市議団
活動紹介
流山市と柏市の日本共産党支部が協力して
初石駅の改善を求めて、流山市当局と交渉
 1月30日、流山市初石支部と柏市十余二支部は、東武野田線初石駅の改善を求め、流山市と交渉を行いました。交渉には、小田桐たかし流山市議、わたべ和子柏市議が参加しました。

 今年度、流山市では地域住民の世論と運動に押されて、交通バリアフリー法に基づく計画づくりに取り組んできました。
 しかし、発表された素案では、利用者や地域住民が願う東口の開設やエスカレーターの設置は盛り込まれていませんでした。
 この内容を知らせた党の緊急アンケートには、「2人の子どもとベビーかを抱え、狭い踏切を渡り、さらに駅の弧線橋を渡らなければ、電車が利用できない」(30代女性)、「周辺の駅と比べて、初石駅が一番遅れている」(60代男性)など、切実な声が相次いで寄せられました。

 これらの声や緊急アンケートの結果を受け市は、「改札口に入る前も、入った後も階段しかなく、バリアフリーが実施されていないのは市内で初石駅だけ」と認め、「なんとしても東口を開設したい。東武鉄道と協議を進めたい」と回答しました。
 しかし、なぜ、計画に盛り込まないのかとの追求には、「市としては簡易な形で東口を開設したいが、東武鉄道が駅の橋上化や自由通路でしか協議に応じない」「市の財政負担を考えると、橋上化の20億円は出せない」としました。

 小田桐たかし流山市議、わたべ和子柏市議は、「東武鉄道が駅橋上化や自由通路でしか協議に応じないのであれば、鉄道事業者として財政責任を果たすべきです。駅東側に住んでいる住民が安心して初石駅を利用できるよう、市とともに東武鉄道や政府にも要求していきます」と語っています。

2月7日付「しんぶん赤旗」南関東のページ

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