1月15日、日本共産党流山市委員会と市後援会が、新春恒例の「新春のつどい」を開催。しんぶん「赤旗」読者、後援会員、党員、そして、住民運動の活動家など約130名が集まり、学習と交流を深めました。
最初に、昨年総選挙で小選挙区候補として奮闘した徳増きよ子東葛地区常任委員が地区党を代表してあいさつ。総選挙での支援について感謝するとともに、大増税や靖国問題など総選挙後の小泉政権の暴走を告発。千葉7区で当選した松本和己代議士(自民)の元秘書による選挙違反について、お金で政治を動かそうとする「金権腐敗」のやり方と対決できるのは、企業献金も政党助成金も受けとらない日本共産党だけであると訴えました。
次に、日本共産党の小泉親司前参議院議員が憲法問題で講演。小泉氏は自ら、参議院憲法調査会の一員としておこなった国会論戦や、党中央の基地対策委員としての活動に触れながら、憲法九条改憲の狙いが、日米軍事一体化がすすむもとで、アメリカ筋から九条の歯止めをはずせと圧力がかかっており、これが自民・民主などの改憲の推進力になっていると解明。しかし、国民は、各種世論調査でも九条を変えようは少数派にすぎない。イラク戦争のゆきづまりの中で戦争や武力によるやり方ではなく、軍隊を持たない、国の交戦権は使わないとする日本憲法九条に世界から大変注目が寄せられている。九条を守ろうとの行動が大きく広がり、「九条の会」に賛同する草の根の「会」が4000を超えた。力を合わせて、九条の改憲によりアメリカとともに「戦争する国」に変えようとしている策動を打ち破ろうと訴えました。
その後、用意されたお菓子やお茶を囲んで、参加者の交流がおこなわれる中、つくばエクスプレス沿線巨大開発に反対する「住みよい流山をつくる会」や、巨大道路建設反対の活動をすすめる住民の会の報告、昨年末に県内4番目に結成された「生活と健康を守る会」、市内で憲法九条を守ろうと超党派ですすめている「九条の会・流山」(準備会)、建築職人の組合である千葉土建からアスベスト問題や耐震偽装問題について報告と訴えがあり、ギター演奏、寸劇など各後援会からの出し物で大いに盛り上がりました。
最後に、乾紳一郎市議が、閉会の挨拶をかねて、当面、来年度実施予定の国保料値上げ凍結の緊急署名運動、1月29日の「九条の会・流山」(準備会)の講演会を成功させようと提起。市議会の定数が減らされたことにも触れ、この一年、活発な住民要求実現と大きな党づくりに力をつくし、来年の市議会議員選挙に勝利できる実力をつけようと呼びかけました。
高野とも議員、小田桐たかし議員、安西孝之議員も参加し、地域の方々や後援会員と交流しました。