日本共産党流山市議団
活動紹介
流山市の新成人は1779人
恒例の成人式宣伝で新成人を激励
画像
 1月9日は成人の日です。今年成人をむかえるのは全国で143万人、少子化の影響で過去2番目に少ない人数です。流山市の新成人は1779人、午前10時30分から流山市文化会館大ホールで、流山市主催の成人の日の式典がおこなわれました。
 日本共産党市議団は、式典の始まる前に会場付近で、横断幕を掲げ、宣伝カーからの新成人へのお祝いと激励の宣伝をおこないました。この宣伝は、毎年やっており、市議団として恒例の行動です。

画像
 最初に訴えにおこなった安西孝之議員は、小泉内閣がすすめる「構造改革」路線の下で、雇用破壊だけでなく、雇用の質も大きく変わっており、青年の2人に1人が正社員になれない非正規雇用で、低い賃金と労働条件の中苦しんでいること。正社員として働いている青年も、長時間労働やサービス残業で苦しめられており、青年らしく未来に希望ある仕事ができないでいると告発。そうした中で、個人加盟の青年ユニオンのような労働組合がつくられ、青年の雇用をもとめる大集会がほこなわれている。日本共産党は、青年の雇用確保のための緊急提案もおこなっており、いっしょに問題解決に努力したいと述べました。

 小田桐たかし議員は、流山市が平成18年度から就学前までの医療費助成を実施することになった。市民の運動や世論、そして、日本共産党の努力が実を結んだものと報告。子育て支援の充実が、今、日本社会や地域社会の未来にとっても欠かせない。結婚して、子どもが生まれても、子育てしやすい・働きやすい社会を、一緒につくろうと呼びかけました。

 いぬい紳一郎議員は、今、大きく揺らいでいる憲法の問題で訴えました。自民党や民主党などは、戦争を放棄した憲法9条を中心に、今の憲法を変えてしまおうとしているが、憲法9条は、自衛隊がイラクに派遣されるような事態になっても、あくまでも後方支援であり、アメリカ軍と一緒には戦えない。それは、憲法9条の第2項に、「国の交戦権をもたない」としている規定があるから歯止めになっている。これをとりはらうということは、ウソで始めたイラク戦争のような戦争に、自衛隊が軍隊として参戦していくことになる。「戦争する国に」変えようと言うのがねらいだ。こうした動きを心配する人達が「九条の会」を全国の草の根でつくって運動している。すでに、4000の「会」ができて、」、流山でも「九条の会・流山」(準備会)が活動している。いっしょに改憲の流れを止めようと訴えました。

 最後に、高野とも団長が、はじめて選挙権をもった新成人に、流山市政の問題を訴えました。
 つくばエクスプレス(常磐新線)が開通して便利になったけれど、貴重な自然が大規模に壊された。新線建設と沿線整備を優先的にすすめる流山市では、福祉や教育、身近なまちづくりにそのしわ寄せがきており、市民の負担は毎年増加し、下水道などでは新市街地と既成市街地の格差も問題となっている。地方自治は、「民主主義の学校」といわれているが、新しく選挙権を得た新成人のみなさんも、政治のこと、流山市の未来のことをしっかりと考えて、選挙権を行使して欲しいと訴えました。


 成人の日の式典は、新成人による実行委員会が準備しておこなわれ、10時30分〜50分までの式典には、流山市長と市議会議長があいさつ。式典終了後、来賓は退場。実行委員会による催しがおこなわれました。
ページのトップに戻る  インデックスに戻る