日本共産党流山市議団
いぬい議員の活動
3月議会一般質問 その2(南部地域のまちづくり)
 次に、2、南部地域のまちづくりについての(1)事業期間14年、全体事業費約100億円と県が発表した(仮称)流山新橋の事業内容と環境対策について質問します。

 都市軸道路の茂呂神社から江戸川渡河部分までの区間については、平成9年に初めて住民説明が行われて以降17年が経過しています。区画整理により整備された住宅地に幅員32mの巨大道路は住環境を破壊すると沿道住民の反対運動がおこり長年事業化がすすみませんでした。しかし、住民との話し合いの中で住環境への影響を抑えるために道路構造を高架とする都市計画変更をおこない、ようやく昨年、側道部分を先行する事業計画が認可され用地交渉が始まったところです。その際、千葉県は、橋梁部分については、先行事業が終了するH31年度までに詳細設計をおこない事業認可を取得すると住民に説明していました。ところが、1月15日に突如、公共事業事前評価調書(主要地方道流山線バイパス((仮称)新流山橋))に関する意見書募集が公告されました。この中では、新流山橋の事業期間14年、全体事業費100億円という数字が明らかにされました。

 今回の意見募集は、従来の事業の進め方とは異なる手法であり、昨年、事業認可された時の説明とはちがいます。そこで、この意見募集がおこなわれるに至った経過について市はどう把握しているのか、また、事業期間14年、事業費100億円など事業内容に対する市の受け止め、さらには、用地交渉の課題などについて質問します。

 第1に、意見募集にいたる経過について、事業者である千葉県からどのような説明を受けていたのか。また、事業期間14年についてどう受け止めているのか。事業期間を短縮するために、先行2車線整備及び有料道路事業の活用を検討としているが、それぞれのメリット・デメリットについてどう認識しているのか。江戸川新橋計画については、埼玉県三郷市と協力して推進してきたが、今回埼玉県側では、新たな動きがあるのか。三郷市とは、どのように協議しているのか。お尋ねします。
 第2に、これまで、千葉県は、残地も含めて買収すると説明してきたにもかかわらず、現在おこなわれている用地交渉では、残地は買収しない方針と聞いている。地権者の生活再建ができる内容でなければならないと考えるがどうか。
 第3に、市長は、これまでの住民説明会では、「橋ができる前よりも良い環境にする」と説明してきたが、環境を守るために住民からはどのような要求が出されているのか。また、住民要求に市としてどう応えていくのか。
当局の答弁を求めます。

 次に(2)都市計画道路3.3.2号線流山電鉄線高架事業における市道239号線遮断及び踏切閉鎖問題と環境対策について質問します。

 都市計画道路3.3.2号線流鉄線立体交差部分の工事にともなう、市道239号線遮断、および踏切閉鎖が地元自治会に説明されてから1年以上が経過します。昨年の6月議会、12月議会でこの問題を取り上げてきましたが、県・市と自治会の対策協議会との話し合いはどこまで進んでいるかお尋ねします。特に、自治会対策協議会が求めている、?市道239号線による交通が妨げられないよう現状に近づけること、?踏切の閉鎖はやめることとの要求に対して、12月14日に、千葉県側が回答を用意して東葛土木事務所・流山市による東谷自治会3.3.2号線対策協議会への説明会がおこなわれました。説明会での千葉県の提案はどんなものであったのか。対策協議会としての受け止めはどうだったのか。その際、踏切閉鎖解除について、県・市課長、流山電鉄部長による確認書が出されましたが、これで本当に実現されるのかと疑問も出ているようです。そこで、現在の千葉県・市の取り組みの状況を質問します。

 第1に、千葉県側が提案した内容はどんなもので、どのような質問や意見が出されたのか。
 第2に、踏切閉鎖の解除を流山電鉄が国土交通省に申請することが必要だが、現状はどこまで詰められているのか。県・市・流鉄担当者による確認書の法的な位置づけはどのようなものか。 
 第3に、環境問題について、現況調査を実施していないのに、環境予測値を出していることは問題だと考えます。住民目線で言えば、現在の環境がどう変化するかが関心事であり、現況調査をおこない、その結果を住民に知らせ、環境対策について説明することが必要ではないかと考えますが、当局の答弁を求めます。

 次に(3)市施工西平井・鰭ヶ崎区画整理地区の保留地に計画されている9階建てマンションから周辺住民の住環境をどう守るのか質問します。

 市施工の区画整理事業、西平井・鰭ヶ崎地区36街区に市の保留地などを購入した業者が9階建て96戸のマンションを建設する計画が、大規模土地開発構想の届け出により昨年10月に明らかになりました。この間、まちづくり条例による手続きにより、事業者による説明会開催、住民代表との話し合いなどがおこなわれ、現在は、開発条例にもとづく手続きに入っています。当該場所は、区画整理地の最北端で、その北側は6m道路を挟んで平和台地域に隣接する近隣商業地ですが、商店は数えるほどでほとんどが戸建て住宅となっています。ここに、9階建てのマンションを建設することは、日影規制もかからないという住環境の深刻な悪化をもたらします。さらに、区画整理内の近隣住民へは保留地を購入する際に、「3階程度の商業施設を想定している」と説明しており、戸建て中心の良好な住宅地と考え転入してきたのであり、約束違反の高層マンションになっています。この状況は、流山市のまちづくりの方針からも逸脱するものです。マンション建設に係わる問題は、地元住民の会と施工者であるマンション業者との間で交渉が行われていますが、マンション紛争を自ら招いた責任が流山市にはあるといわざるを得ません。よって、市の責任に関する点について、質問していきます。

 第1に、マンション業者に市の保留地が販売されるに至った経過はどうだったのか。そもそも、西平井・鰭ヶ崎地区区画整理はどんなまちづくりを目指しているのか。そのまちづくり方針に照らして、今回の問題をどう総括しているのですか。答弁を求めます。 
 第2に、事業者側の説明、住民との話し合いの経過はどうだったのか。まちづくり条例の手続きで、どのような行政指導をおこなってきたのか。また、景観ガイドラインなど流山市のまちづくり方針から、今回のマンション計画についてどのように評価しているのですか。答弁を求めます。
 第3に、とりわけ、近隣商業地に用途指定されている区画整理地区の北側に隣接する住宅への影響は深刻です。6mの道路の向こう側に高さ26mの壁がふさがり、日がほとんど当たらない住宅もできる。深刻な住環境の破壊であると考えますがどうか。しかも、市がその原因を作り出していることについて、どう認識しているのですか。答弁を求めます。
 第4に、副市長が住民の要請により事業者と面談していますが、どのような変化が生まれているのですか。40億円もの市民の税金が投入され、市が直接施工している区画整理事業であり、その事業により「まちこわし」がおこなわれているとなれば見過ごすことはできません。流山市に移り住んでいただいた新しい住民への裏切りでもあります。トップも含めて、さらに動くべきと考えますがどうか。
答弁を求めます。

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